2009年2月アーカイブ

20090218_061.jpg まずは、ほのぼの編。
サクラメジロもまだ撮り続けてはいるんだけど、今日はツバキメジロ。

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昨日ボケ写真だったでしょ、ちゃんと撮ってよ、とばかりにゆっくりポーズの蛍君。

20090218_100.jpgそして、カイツブリの雛2羽(2羽目はピンクの嘴だけちょっと見えている)、孵って5日目と4日目。羽毛もだいぶ増えてあったかそうだし、ぐっと大きくちゃんと鳥っぽくなったような。とりあえず一安心か。
一昨年かな、何回も子育てしてた時には、かなり小さい子どもを背負って&泳がせてすぐ池に乗り出していた気がする。今回はまだまだ寒いなか、ちゃんと巣に残って子育てしていて偉いぞ!

アオゲラ。写真は撮れなかったけれど、2羽飛び回り、♂は♀のいる枝にかなり追いすがって、上半身を横に大きく揺らしていたのがたぶん求愛行動。

と、春はすぐそこ、もうちょっと我慢。

そして、ここから下はワイルド編・・・

1週間ほど前にハトの羽が散っていたあたり、ふと足下に・・・

20090218_025.jpgハトだと思うんですが、骨・・・・。小さくしてみました、クリックすると大きくなります。
彩度落としてモノトーンぽくしたけれど、もちろん血赤黒で、なかなかむごたらしい物体。カラスかなあ、オオタカかなあ・・・。

ワイルドなところをもう一発・・・。やっぱりカラスはカラスを食べるのでした。

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ナム〜!
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「もう飽きた」の声も出ているアトリたち。頭のクロっぽいのが♂、かな? 保護色という言葉の意味がしみじみと身にしみます〜。お願い枝に上がって!

20090228_024.jpg今年お初の蛾。

20090228_111.jpgお父さん(?)の持ってきたクチボソがちょっと大きすぎ。お母さんが受け取って、子どもに食べさせようとしてたんだけど・・・、ごちゃごちゃしているうちに、けっきょく自分で飲み込んじゃった。
寒すぎるのお父さんの働きが悪いのとやきもきしているうちに、もう2週間。子どももだいぶしっかりしてきているし、なにか大事件がなければ、ちゃんと育てられるかも。それにしても手前の葦がじゃまなんです(泣)。
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ユキメジロとかユキガモとか・・・撮りに行けば、本物のバーダーなんですけど、無理・・・とても、寒い! 明日の朝止んで積もっていたらね〜(笑)。

このかわいいオナガのブローチは、公園でよくお会いする鳥見のお仲間、お散歩マナティさんの作品です。いろんな種類の鳥さんがいてあって迷う迷う・・・。結局、子どもの時から一番なじみのあって大好きなオナガにしました。

図鑑などには、悪声、ギャーギャーと汚い声でなく、とか紹介されていることが多いのだけど、とてもきれいなキュ〜イと優しい声でなくこともあるんよ。と、仲間の結束力が強くて、集団で猫、蛇などに立ち向かう、というのも強調しておきたいところです。なんたって、姿がスマートだしね。
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バレンタインデーには、朝昼続けて文楽。

第1部は、近松の「槍の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)」
「・・・の露こぼるゝばかり好い男、鑓の権三は伊達者の、どうでも権三は好い男。油壺から出すやうな、しんとろとろりと見とれる男」というぐらいいい男な主人公。しかし、やっぱり大阪の人は「こってり」好き!?、なんと垂れちゃうのは水じゃなくて油ですか。そういえばちょっと油っぽい髪型の人いるものねえ、人形にも床にも・・・上方文化は濃いなあ。

しかし権三の性格設定は、あまりにおばか。体育系、脳みそ筋肉男かしら? 恋人を裏切って出世のために婿入りの約束もおばかだけど、その相手の家に恋人のつくった比翼の紋の帯をしめていくって、あほかいな〜。いくら油がたれても、そんなのに惚れた恋人も、婿にと望んだ「おさゐ」もどっちも馬鹿だね〜という話だったのでした。といって、まあ、実際に不義密通したわけではないので、殺されるほどの罪ではないが。

最後の女敵討ち、舞台を横切る大きな橋の上で人々が盆踊り(?)を踊る、お祭りの華やかでちょっと寂しい夜。その手前河原での哀れな殺人と見応え有り。「夏祭り」の泥場の殺しとその後の踊る群衆もよいけれど、これもすてき。歌舞伎の演出だとどうなるのかな?

※みっちり茂った生け垣を通り抜ける方法。底を抜いた四斗樽をぐっと押し込んで抜け穴にして、その中を、という余計な知識が付きました。

第2部は、「敵討襤褸錦(かたきうちつづれのにしき)」
簔助さんの遣った助太郎がお見事。もちろん床の嶋大夫さん、住大夫さん、よろしおました♪
嶋大夫さんは、熱く迫力の語り!、住大夫さんのは「さらさら語って情がある」という形容でいいのかしら? 売店にあった住大夫さんのサイン入り『なほにほほなほ』思わずゲット。まあ、どうせ買うつもりだったから・・・。

一部二部とも、家が天井につり上がっていって消えたり、場面転換がけっこうおもしろかった。まだまだ見たことのない舞台のいろんな仕掛けやり方がありそう。歌舞伎より小さくて軽いからかえって大胆なことができるのかも。

いまちょっと欲しいもの・・・なんと、弁慶! ええと思ったよりは・・・お高くないのね^^;) 高さ66センチはちょっと小柄なようにも思えるけれど、なにか用途が違うのであろうか。すごいお金持ちだったらこういうのを買って、贔屓の人形遣いさんに遣わせたりするんだろうか? 勘十郎さんに勧進帳お願いしますとか♪

それにしても敵討ちの話は多いこと。江戸時代を通して実際にあった敵討ちって何件ぐらい?  実際には、珍しいかったからこそお芝居になったんだと思うけど。
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ネットで注文した1968年発行の古書から、古い領収書がひらり・・・・。日付と住所にご注目!
たしかに、数年前まで三鷹の駅前にあった古本屋さん。再開発でなくなっちゃったお店に覚え有り。なんと昭和44年に三鷹から売られていったのね〜。今回買った古本屋さんは、立川だったかな、このシェイクスピアは、中央線を行ったり来たりしている訳です。
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久しぶりにホカロン付けてのお散歩。久しぶりにルリビタキのホッシー君。ぐぐぐっと後ろから声かけられて振り返ったら目の高さ、1.5mぐらいの近さにいて焦った。と、わっ、こっちに突進ですか!? 飛び込んだ藪のなか、もう一羽シッポをひくひくさせているシルエットがいたんだけれど、ホッシー君がまたこっちに出てきたので、とりあえず目の前の一羽に遊んでもらう。
しかし、撮れなかった一羽はジョウビタキだったような気もして、それはそれで残念。

20090206_019.jpg目元に白いホクロ付き、こんな個体識別の簡単な子はちょっといない。

20090206_073.jpg個体識別は怪しいけれど、たぶん、この頃ジベタリアンの仲間入りをしている蛍君。
下に散らばっている黄色いツバキの花粉(?)を食べていたのかなあ?でも、それなら咲いている花にメジロみたいに頭突っ込めば済むものな・・・違うかも。

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ノートリで、これまた近すぎ!お互いに焦っちゃったよね〜のシロハラ「マドノミギ」。

20090206_094.jpgヒヨドリは別名「花喰い鳥」。○×△(覚えたことあるんだけれど忘れた)の花を食べてます。

20090206_113.jpg今朝も菊之助 vs 菊姫のオレンジ対決。でも、朝は三巴で騒いでたってことですから、おウスちゃんもまだがんばっているらしい。
カワセミ狙いで、あまり見たことのないカメラマン増加中、マナー下降中、煙くって橋のポイントに居られない。いつのまにか「やらせ木」まで立てられてませんか!?

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昨日と違う点は、後ろが青空(笑)、風が強くてゆ〜らゆら。ちょっとこのボケ方気に入った。
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小雨の中の桜。ピンクの色は曇ってた方が濃くてきれいに写るかも。ただ、シャッタースピードがとろとろなので、メジロは失敗写真ばっかり。

20090226_008.jpg最初は手入れの悪い自転車のブレーキが、キッキッ、キーと鳴っているのかと思いました、急な坂もないのに^^;)
めずらしくカワセミが、上水のなかにいたので、両側(片側コンクリ)に声が響いてたのね。色合いからすると菊之助が一番近いけど、それともまた新しい♂がどっからか流れてきたのかな。
それにしても、後ろのゴミの醜いこと。情けない。いったいどういう心情で、ゴミを放り込むのであろうか。

右上の方に私の投稿写真の見られるフォトパスのバナーを張りました。すでに1日10枚投稿×2日(笑)。
しかし、100枚投稿達成はなかなか難しいな。やっぱり人に見られると思うと「なんでも」っちゅう訳にもいかないし、投票してもらったり、コメントもらえると嬉しいもの、と欲も出て、1年前のまで探してまともな写真はないものかと・・・。。ちっとも腕が上がってないのと、毎年同じ時期に同じ写真を撮っているのを改めて自覚、進歩無し、とほほ。
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今日、橋の上を通ったときは、行きも帰りも二人で巣でお留守番。だいぶ大きくなって、少なくとも凍死とかは心配なくなったかも。しかし、親が両方出かけちゃうのは、それはそれでカラス、ゴイサギなんぞが心配な。

さて、エサですが・・・

20090225_062.jpgこの写真だとはっきりしないかな。でも双眼鏡で見た限り、まぎれもなくエビ。

20090225_075.jpgすごい顔して運んできたのは、ブルーギルかなあ、しましまがあるのでクチボソ(モツゴ)ではない。

20090220_027.jpgこれがよく分からない、水に映っている方がよくわかるか。透き通っているからエビだな、と思ったんだけれど、エビに背骨はないし、第一妙にひらべったいような。

20090222_064.jpgこれも別の日のおなじ獲物? うーん、まさか熱帯魚グラスフィッシュは、井の頭公園で繁殖してないですよねえ。なんじゃろ。

20090222_071.jpg交代の儀式?
エサを運んできた親が、一羽の雛に餌をやってそのままUターン。巣にいた親がキリキリと叫んで巣を出て追いかけ、遠ざかろうとしていた親も鳴きながら引き返して、このような叫び交わし。

おもいっきり非科学的に、擬人化すると、仲良く交代の儀式をしたというよりは、夫婦喧嘩に見えた(笑)。
「ちょっとお、エサひとつだけでどうすんのよ。下の子が泣いているじゃないの。わたしだってずっと待ってたんだから、お腹ぺこぺこなのよ、交代してよ!」「ひとつ採ってくるんだってたいへんだったんだよお、うるせえなあ!」てな感じか。
私は個体識別ができないんですが、左がシロ(♀)、右がクロ(♂)かなと


オリンパスのユーザーコミュニティサイトのFotopus。じぇんじぇん使っていなかったんですが、そうそう写真を投稿すると100ポイントもらえるの! それオンラインショップで使えるの! 

ええい、下手でもなんでもどんどん投稿しちゃえ! 

上のバナーをクリックすると、わたしの投稿した写真がスライドショーで開きます(デフォルト音出ます、ご注意)。 ぜーぜー、いくらかましなのをまず5枚。これで500円ってほんと、すごくない?(女子高生風発音にて) 使用規定をちゃんと理解しているかどうか疑問だけど、まんず努力だ。

1日10枚まで、10日続ければけっこう稼げるじゃん、皮カバー分か、予備電池分か・・・^^;)
20090124_001.jpg
あ〜っ! オリンパスからお知らせが来ました、新機種・・・ 3桁機でE620だ〜って。

E30の値段下がれ、値段下がれ、10万切れ〜と念じていたんだけど・・・。4月からちょっと減収予定にて諦めモードのところへ来ちゃったよ。

しかも、E30だと今より300g重くなることろが、100gの増加で済む〜。
何よりかにより欲しい手ぶれ補正が付く〜。
フォーカスが今わずか3つ(笑)、なのが7点全点クロスなんたら(わかってないで反応している・・・、まあ11点もいらないでしょう)
だってだってだって。

予約しちゃうかも、買っちゃうかも・・・。もうだめかも・・・と鼻息ふがふがな今現在^^;)
やっぱり本皮ケースは買い直さないとだめなのかな・・・とだけが心配な

今持っているポイントが10000、くじ引きしたら14%オフクーポンもらいましたところ・・・=にゃんと67,000円ほどですね。

欲望の張り裂ける音・・・ぽちっ!

え、明日になったら E4が出るかも、まあ、関係ないしね。
20090222_093.jpg↑オリエンタルカレー君は、数年後、新しいぴかぴかの歌舞伎座へ連れて行ってもらえるのかな? 建て替え休みのあいだ「薄皮 目出たい焼き」はどうなるのであろうか? それよりなにより、今年もまた一生懸命ゴールド会員を目指して通っている歌舞伎会のポイントは、歌舞伎座そのものがないとどうなるのであろ〜か?

■蘭平物狂
三津五郎さんの前半は滑稽な踊りと動き、後半は殺陣での動きを堪能するためのもの、踊りの上手な人だから動きがきれいさすが。というのはいいんだけれど、後半は二三十人の大部屋さんが、手を変え品を変えで、次から次からいろんな取り組みを見せて、出初め式みたいに立てたハシゴの上で決めたり、屋根から飛び降りたり、とんぼ切りまくり、飛びまくり・・・。しかし、ずいぶんしつこく長いので少々飽きが。
見ている方は江戸時代の人間じゃなくて、ブルース・リーから、「マトリックス」を経て、どっぷりワイヤーアクションやCG漬けになっているので、なんとも長閑で優雅な・・・などということを考えつつ少々気絶。

■勧進帳
夜の部のメイン。今回、渡辺保先生が褒めちぎっていたので大変期待して。
吉右衛門さんの弁慶、確かに見事でスケールは大きかったけれど、あのお、そのお、ええと、去年の仁左衛門様のほうがよかった(きっぱり!)。スケールの大きい上に、美しさ、悲壮さ、華がいっぱい舞台にむんむんしてたものなあ(一回しか見なかったのが痛恨事)。踊りのところも色っぽくってきれいでよかったしなあ(思い出しながらゆだれ〜)。今回は感心はしたけど、感動まではしませんでした。

四天王は、菊之助、松緑、染五郎ときれいどころを揃え、並んで座ってるだけで絵になること。まるでホストクラブか博多人形か(笑)。四人目老け山伏の<亀パパ>こと段四郎さんもたいへん立派でよろしかったです。去年はニザ様に釘付けでだれが四天王だったのかまったく覚えていないという・・・^^;) ただ、四天王が後ろから詰め寄る「押し合い」のところ、松緑さんだけ頭がぜんぜん動いてなくってユニゾンが崩れて悪目立ち、どうしちゃったんだろ、あの日だけの失敗かしら。

ラスト弁慶の幕外の引っ込みで、天を拝すべきところだと思うんだけど、客席に挨拶しているように見えちゃうあれはあれでいいのであろうか? あそこでは拍手起きないように芸の力で押さえつけろと読んだのも渡辺先生の評だと思うけれど、むしろ拍手を助長しているように見えた。今回はそこのところ触れてませんね〜。まあ、恐怖の六方手拍子が起きなくてよかったということでしょうか!

七世幸四郎の勧進帳の映画が見たいな〜。お正月にNHKでちらっと見せてくれたの、小さな画面でモノクロだったけど、すごい迫力だった。

■三人吉三
玉三郎さまのお嬢がひじょ〜ひじょ〜に美しく(八百屋お七も見たい!)、若旦那は美しいけれどあまり色気がなく・・・。松緑さんは、2年か3年前に見た三人吉座の台詞回しがれろれろですごいがっかりしたような覚えがあるのだけれど、そこは長足の進歩。
ただ、松緑さんいつも見るたんびに全く丸顔なのに非常に似合わないカツラ(呼び名を知らず、所化用?)。あれはなんとか工夫できないものか、3階から見下ろしているせいもあるとは思うけれど、ハクビシンの頭を載せてたタヌキのような頭2段重ねに見える〜!? しかも、あんまり童顔なので、他の二人に比べて「兄貴」に見えないよお。

「俺の両腕をかたに」のところ、いつも意味がもうひとつ飲み込めずにいらいら。
→ん、こちらの台本読み直したら分かった。半端に臭い芝居入れて変えているから悪いんだ。だらだら話しあいながら一人ずつ順番に腕を切ったり、ごしょごしょしゃべりながら血止めの縛っこしたりする小芝居より、無言の息で、さっと和尚の腕を二人で切る(引く)、返す刀で自分たちの腕を切る、それから話すと言う原作通りの方が絶対かっこよさそう。黙阿弥の力を信じなさい。

庚申塚の括り猿、舞台にはあったけれど、3人で分けて持って行くというのもなかった。こっちは煩雑になるから要らないの判断かな? あとの展開の仕込みにもならないし。


20090222_087.jpg初午の地口灯籠が飾られてましたけど、これなんぞは、どこがどう地口なのか、わしゃさっぱり^^;)

来月は、昼夜通しで、元禄忠臣蔵で仁左衛門さま〜♪ ひとり真っ白白塗りで、角兵衛獅子の親玉のようでありますが・・・はじめて見る「浜御殿」かな。しばらく3階続きなので、光学新兵器を昨日eBayで注文してみました。来週には届くよって、言ってたけど来るかな〜。

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一、倭仮名在原系図
 蘭平物狂
 奴蘭平実は伴義雄 三津五郎
 在原行平 翫雀
 水無瀬御前 秀調
 一子繁蔵 宜生
 与茂作実は大江音人 橋之助
 女房おりく実は妻明石 福助

二、歌舞伎十八番の内 勧進帳
 武蔵坊弁慶 吉右衛門
 源義経 梅玉
 亀井六郎 染五郎
 片岡八郎 松緑
 駿河次郎 菊之助
 常陸坊海尊 段四郎
 富樫左衛門 菊五郎

三、三人吉三巴白浪 大川端庚申塚の場
 お嬢吉三 玉三郎
 和尚吉三 松緑
 夜鷹おとせ 新悟
 お坊吉三 染五郎
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地べたでなんかほじくっていたのが飛び上がったようでした。

20090224_034.jpg嘴にくわんくわん付いてるよ。

って、カエル家では、食べかすがお口の周りについて、そのまま乾いてがびがびになったようす、特に玉子の黄身とか・・・を「くわんくわん(くぁんくぁん)付いてる」とか「くわんくわんになってる」とか言ってたもんですが、これはどうも全国語ではないようで・・・。「お弁当付いてる」が全国語かな?
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5月の連休に3日間、東京フォーラムでクラシックの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」。今年はバッハということで、土曜の先行予約に向けて事前に会員登録、お昼にパソコン前に座るよう万障繰り合わせ、紙資源の無駄だよな〜と思いながら、3日分のプログラムを何十枚もプリントアウトして選びに選び・・・・

12:00 つながらねえ!
ログインするのに、やたら確認画面が細かく分かれていて、まず、1段階づつ進むのに「混雑してるからやり直せ」画面ばかりで戻っては進むの繰り返し繰り返し繰り返し。

どうにか辿りついた5月4日のコンサートの選択、印を付けて「申し込み」したら、またやり直せ。しかも、前のページに戻ってみると印をつけたのが全部パー! 虚しいですよこれは!

申し込み、つながらず、戻ってはなが〜いページをスクロールして選択し直すこと数回。もう、このシステム馬鹿丸出し! やっと申し込めて、ふう、どうにか取れたよ、と思ったら、なんとどこにも、別の日に移るボタンが無い! トップページに戻るボタンすらない!
「バカバカ〜!」

ここまでで10分以上費やし・・・
またトップページを探して、しかもログインし直し!
なんて馬鹿なシステムなの。同じ日に申し込んだ同じ公演のチケットを同じ会員に送るのに、
日にちごとに送料800円分けて取るための作戦かな。
3日間行ったら送料だけで1800円のぼったくり・・・

同じ苦労を繰り返し5月5日の公演選択に辿りついたら、なんと、上から1/3ぐらいしか表示されていない。選べない、何事ですか?!

「バカバカバカ〜!」
再度トップから(もちろん、やり直しやり直しで)また選択画面まで辿りついても状況変わらず・・・

ええと、ブラウザ替えてみたらどうだろう。
サファリで見たら2画面目ですでに文字化け!
じゃあ、やっぱりウィンドウズIEかよ、とこれまた文字化けしてて途中まで。
ここまで来るともう信じられない。と呆れ果てた小一時間。貴重な時間を返して!

事前登録した人の数を見ればどのぐらいアクセスがあるかは予想できたはず。
システム使用料チケット1枚に付き210円っていったいなに?
システムお詫び料マイナス210円にするべきでは・・・

一日付き合っている訳にはいかないので、外出して夕方戻ったら、やっと直っていたものの、お目当ての公演は売り切れ二つ。だめじゃん。
その分は、また一般売り出しで挑戦するわけで、無事取れたとしても、また、送料800円別、しかも一日分ずつで召し上げられるわけです。
これは何千人だか万人だかから送料W×W取り作戦かしら。実にもうかりまんな。

日曜に「混乱ごめん」と事務局からメール・・・
日曜夜に「あなたの取ったのはこのチケットね」確認メールが来たものの、文章の途中までで切れてます、とさらに呆れ果て。
今日になったら、さらに再送メールが来てました。

なんかねえ、残りのチケット買う気力もダウン中。取ったコンサートを楽しむ気分もダウン。こんな馬鹿システムにむざむざまたお金を払うのもやりきれない。それこそ泥棒に追銭!

もうひとつのe+にしても、ぴあにしても、先行だプレリザーブだ、シークレットなんとかだ、システム使用料だ、発行料だって、チケット代+1000円は当たり前。いつもいつも釈然としないわけですが、さすがに腹に据えかねるな〜。なるべく使わないように主催者から買うように努めている訳ですけど、今回みたいなのはそもそも選択肢ないわけで雲助商売もいいとこだと思う。チケット業界は、もうぼらない会社が新規参入する余地はないのかしら? システム開発料掛かりすぎるのかな、&、がっちりチケットの流れが押さえられちゃっているのかしら。

と、怒りぶちまけてみました。無意味だろうけどね。こんなブログ書くのにまた無駄な時間と労力使い〜の。読んでしまった方にもごめんなさいであります。
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いえ、馬鹿ぴあ事件より先に食べてたんですけどね・・・。
今日が句会の締め切り日で、お題が鶯餅。ところがどっこい、この間のおいしくない和菓子屋さんにはあったけれどさすがにパス。で、他のお店を廻ったら、桜餅、道明寺、草餅はいっぱい売っているんだけれど、鶯餅はけっこう無いもんなんだ。
粉落ちちゃうし、変形してへちゃつぶれちゃうし(比較、草餅&桜餅)扱いにくいからかなあ・・・。
最後は、西荻の喜田屋さんまで遠征したものの、粉のあとだけあって売り切れ、とほほ。しょうがないので前回の口直しに道明寺と、なんかひとつは買いにくくて、おまけに名前を忘れた春らしいこちらを。

20090221_007.jpgどちらもおいしゅうございました♪

そして、<こたかん>さんからちょうどコメントをいただいた地元のジブリの前に出来てたケーキ屋さん「パティスリー・コテ・デュ・ボワ」も、ちょっと前に試してみたを写真をまだ載せていなかった。

20090217_002.jpgショコラバナーヌ? なんかそんな名前、ココアみっちり濃厚で、バナナが中にも・・・ちょっと不二家のメロディーチョコ思い出した^^;)の高級なのね・・・でかなりおいしい、レベル高いぞ♪  また怒りに燃えることがあったら食べに行ってみよう〜。と珍しく甘いもの3連発!  
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久しぶりにホッシー君に会いました。珍しくノートリ写真。ちょっと肥えた!?

ほか、写真は山のように撮ったけれど・・・。土日でいろんな人にあうと、あちこちのバーダーさんのすごいお振る舞いの話を聞いたり(すごいのよ〜!)、身近でやられたり、傷ついて保護された鳥を見たり、と、かえって凹んでしまったり・・・ 自分もローインパクトじゃいられないしね、業の深いこってございます。

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お散歩できませ〜ん。毎朝会うこの犬もきっと雨で退屈してるね。
昨日、吉祥寺の居酒屋さんにいったら、隣に座っていたおじさんが、「あっ、毎朝おっきなカメラ持って池の周り歩いている人だ!」と、はい、その通りでございます〜^^;)

たくさん飲んだ日本酒のカロリーを今朝は消費したかったんですが。

在庫から、史上最大のメジロ・・・。

20090216_226.jpgノートリミングでこのぐらいということは、ピクセル等倍にすると画面いっぱいのメジロです。

20090216_226-2.jpg羽がけっこう粗いごわごわした感じに見えますね。
でも、この間、死んじゃった子を埋葬したときにさわったら、もちろんふわふわだったけど。
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1月31日。地元にて〜。
緑君、はじまったとたんにとちること数回、あれ、どうした、前もっとしっかりしてたぞと思ったら・・・・。たぶん「金明竹」の言い立てをするので緊張していた!? 言い立て自体は、だいたいすらすらと上手にできて、緊張して聞いちゃったこちらもホっ!。

ちなみにWikiなどで言い立て部分を調べてみましたら、

「わてナ、加賀屋佐吉から参じました。
先度(せんど)、仲買いの弥市(やいち)が取り次ぎました道具七品のうち、祐乗(ゆうじょう)光乗(こうじょう)宗乗(そうじょう)三作の三所物(みところもん)。ならびに備前長船(びぜんおさふね)の則光(のりみつ)、四分一(しぶいち)ごしらえ横谷宗#(王へん+民。よこやそうみん)小柄(こづか)付きの脇差ナ、あの柄前(つかまえ)は旦那はんが古たがやと言やはったが、あれ埋れ木(うもれぎ)やそうで、木ぃ〜が違(ちご)うておりますさかいにナ、念のため、ちょっとお断り申します。
 次はのんこの茶碗、黄檗山金明竹(おうばくさんきんめいちく)ずんどの花活(はないけ)、古池や蛙とびこむ水の音と申します・・・ありゃ、風羅坊正筆(ふうらぼうしょうひつ)の掛け物、沢庵木庵隠元禅師(たくあん・もくあん・いんげんぜんじ)張りまぜの小屏風(こびょうぶ)、あの屏風はなァもし、わての旦那の檀那寺が兵庫におましてナ、ヘイ、
 その兵庫の坊主の好みます屏風じゃによって、表具にやり、兵庫の坊主の屏風になりますとナ、かよう、お言伝え願いまぁ。」

にあと「織部の香合」が入っているかどうかが主な差のよう。
4回目のゆっくりと噛んで含めるように本人は言っているつもり、かつやっぱり通じない、しかもお客さんの耳には、それぞれの名詞だけは残るように仕込んで、後半のお上さんの間違えの仕込みをする、というのがとても難しいのねえ。

さて、花緑さんは、月曜にインフルエンザに罹患して(映画館だそうです、やっぱり今の時期は映画館やばいのね、もうしばらく止めとこうと思った)、独演会を二つもできず、しゃべりたいエネルギーが溜まって溜まって爆発!? 短めの一席が終わっても高座を降りず、あれっと思うと、ちょっとしゃべってまた噺に入る×2回。なんと4席もという珍しいことに。ほんとにほんとにしゃべるの好きなのね!

「権助提灯」が一番よかったかも。
「片棒」の三男に向かって、お父さんが「殺すぞ」といっちゃうのは、あれはだめだ。かなりだめだ。

去年出した『落語家はなぜ噺を忘れないのか』は、本人いうところの「かなりパンツを下ろしてます」=普通表に出さないところまで思い切って書いてます、のかなりおもしろい本。その中で、師匠=祖父の五代目小さんさんの十八番「笠碁」と自分の「笠碁」をどう考えてどう変えて作ったかという話に一章当ててある。その「笠碁」、本を出してからはじめて高座にかけますと本編に。
ふーん、なるほどねえ、と確かによくどう工夫したかということはよく分かる。がんばったこともよく分かる。そしてやっぱりおじいちゃんのすごさがよく分かる^^;)
少なくとも花緑落ちでは、笠先に取っちゃうので、なぜ「笠」碁なのか、笠いらないんじゃない・・・というのが残っちゃうな。これからどう変えていくのかを楽しみに。
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●京鹿子娘二人道成寺
昼の部はなんといっても玉さま&菊之助さんのこれがメイン。一昨年見て大感激、今回もさらに磨き上げられて張り詰めた美しさ。何回か後頭部がぞぞぞっとしたのには我ながらびっくり。鷺娘もよかったけれど、こっちが好きかな。

肉眼、3倍のオペラグラス、8倍の双眼鏡(鳥見の後いったのだ)、ととっかえひっかえじろじろ、うっとり〜♪ 8倍で覗いて、玉さまがちょうどこっちに視線を投げたときには、まるで目が合ったみたいで、心臓がハクリとしたほどでありました。今回は3階とはいえ、どうにか花道のすっぽんまで見える席だったので、前回ぜんぜん見えずに悔しい思いをしたせり上がり&道行き部分も見られて満足。

菊之助さん、今回もがんばってました。ただ、やっぱり細かいところを比べちゃうと、固い! 扇子をひらひらひらと上から下へ下げてくるところとか、やっぱり玉さまはボールベアリングの玉が1.5倍ぐらい入っているかな〜、滑らかさがじぇんじぇん違うや。口紅もうちょっと丸く厚みを出して描けばいいのにな、あんまり薄くしてあるので、ちょっと冷たくなりすぎか。

蛇足:小学館から雑誌の『和楽』の特集なんかをまとめたムックで『坂東玉三郎 すべては舞台の美のために』(写真は篠山紀信)というのが4月に出るそうな。そうすると次は連載してた仁左衛門さんですね〜。そっちも急いでケロ〜♪ 写真は減らさないで全部載せてケロ〜♪

蛇足:道成寺の手ぬぐい撒き。もちろん3階なので関係ないね、と思っていたら、3階のB席ぐらいまで飛ばしてきた所化さんがいてびっくり。隣の知らないお姉さんと、思わず「すごいですね!」と。やれば出来るのね。
「歌舞伎vs文楽 対抗 手ぬぐい撒き選手権」とかやって、みんなで腕を磨いてくれないかな。そしたら安い席にも希望が出るもの。

●菅原伝授
松禄さんが生きた五月人形のようで見た目も動きもとってもよかった。松王、梅王のけんかもきれいな楽しい荒事でOK。
ただ、その後、話は大悲劇に進んで感動的なドラマになるはずが、前半がおもしろかっただけなのは残念。

蛇足:お父さんの白大夫の70歳のお祝い。息子の三つ子はまだ前髪付きということは20歳以下と考えていいのかな。とすると、お母さんは高齢出産×三つ子ショックで死んでしまったのであろうか?

●文七元結
落語から移植した話なので、ふーん、こうするんだあ、という興味が主。もちろん菊五郎さん、世話物安定して安心上手。三津五郎さん、吉右衛門さんは、ちょいと顔貸しに出ただけというもったいない使い方だったなあ。

蛇足:落語でもいつも気になる。お久ちゃんは、文七さんと夫婦にさせられちゃうわけですが。スーパーおっちょこちょいで、思い込みが激しくて、親や親戚がいないのはしょうがないとして、友だちもいない文七というのは、夫としていかがなものか。
まあ、話の結論は「二人はお店を開いてたいへん繁盛しました」となっているので、結果オーライ。超しっかりもので孝女のお久ちゃんが、夫にも尽くして大働きして盛り立てたってことでしょうね。文七のご主人もそこを見込んで、情けない粗忽者の文七を託した!?

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一、菅原伝授手習鑑 加茂堤、賀の祝
 桜丸:橋之助
 八重:福助
 松王丸:染五郎
 梅王丸:松緑
 斎世親王:高麗蔵
 苅屋姫:梅枝
 三善清行:松江
 春:扇雀
 千代:芝雀
 白太夫:左團次

二、京鹿子娘二人道成寺、道行より鐘入りまで
 白拍子花子:玉三郎
 白拍子花子:菊之助

三、人情噺文七元結
 左官長兵衛:菊五郎
 女房お兼:時蔵
 和泉屋手代文七:菊之助
 娘お久:尾上右近
 角海老手代藤助:團蔵
 和泉屋清兵衛:三津五郎
 家主甚八:左團次
 鳶頭伊兵衛:吉右衛門
 角海老女房お駒:芝翫
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昨日の朝、ちゃんとメールを携帯に転送する設定をしないで出たばっかりに、私が現場に着いたときには、珍ゲストはちょうど飛び去るところ。
見ることが出来たのは、走っているSさんの後ろ姿、その先を飛んでいく白っぽい二つの点、その下にカメラを持った人々が・・・のみ。あ〜あ、見損なっちゃったのはキレンジャク君(すっごい派手キャラ)。残念でした。すごいいい場所でゆっくり留まってくれて、みんな千枚ずつも写真を撮ったらしいぞ! 
その後、あの寒風の中を3時間も粘ったけれど戻ってきてくれず・・・。くしゃみ連発して、こんなに冷え込んでは風邪がやばい、とヤケ芋齧って帰ったなり〜〜〜。

今朝もまたこの寒さの中、昨日見損なった人々が、暗い顔をして公園中をうろうろと、首を横に振りながら顔を見合わせては、いませんね〜っと(笑)。

上の写真はヤブランの実、これとリュウノヒゲの実を食べてたらしい。なので、今朝ぐるっと探してみたけどほとんどないなあ。食べ物がなくっちゃもう抜けちゃったかな。一カ所だけたくさん実っている場所を見つけたけれど、あんなところではなあ・・・、と明日の朝雨が止んでたら行ってみようと思いつつ(笑)。

20090208_071.jpgキレンジャク君を張っているあいだに、ルリビタキ♀タイプやら、おお、ここにも群れでいたのね、のアトリやら・・・・

20090208_078.jpgがんがん木っ端飛ばしてがんばっているコゲラやらを観察。

ちなみに、寄り道してたのは、まだ見ぬミソサザイを探して歩いていたから。こっちも空振り。ちっちゃくって、黒っぽくって、動きが速いという3重苦は、わたしにはまだ無理かも・・・・。

20090209_005.jpg今朝のカワセミ、2羽〜3羽は見たものの識別できなかった。で、気になるのは右側、木にひっかかった釣り糸です。あいかわらず放置ルアーもいっぱい。今に、カワセミがくびれてぶら下がっているとか・・・見つけたくないものです。
無法釣り人と無法ドッグラン状態、どんどんどんどん増加中・・・どうにかならないものかなあ。
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カワセミがなにか咥えて池を横断しているのが見えたので、おっ! いよいよ♀のところに運んで求愛行動か・・・とワクワク探したんですが。残念、ペシペシ叩きつけて柔らかくして自分で飲み込んじゃいました。遠いい・・・魚はけっこう大きいな。ブルーギル?
でもね、わたしよりすこし先に、♀のところへ運んでいるのを見た、という報告があったので期待できるかも。

20090219_163.jpg最初のころのサクラメジロよりだいぶ満開感漂ってきたかな。

橋の上は寒くてゆっくり見られなかったけれど、カイツブリの雛は一羽は確認。しかし、今朝はそのそばにキジバトの水漬く屍が浮いていた・・・、なぜ水死?

ルリビタキの蛍君と窓君は、ちょうど二人の縄張りの真ん中で小競り合い。一緒の写真撮れなかったの〜、残念。

やはり釣り糸ハクセキレイはいない・・・。カラスが喰っちまったのであろうか。

20090219_181.jpg河津桜はもう葉桜♪

2月18日。
花いち :狸札(たぬさつ)
花緑:権助提灯
談春:六尺棒
花緑:竹の水仙

権助提灯:まあ上手なんですけど、好きな噺ですけど、すいません、つい間、1月31日に三鷹の独演会でやったばっかりですよ。お客さんの半分ぐらいはWってたんじゃないかなあ。連続するとつい批判的に聞いちゃうので、奥さんとお妾さんの演じ分けにやや難ありと。お妾さんをキャーキャーさせて若さを出しているけど、もう一歩。二人のカミシモを分けた方らもっと差が出るかしら。

六尺棒:生で聞いたのははじめてかな。
遊んで夜中に帰ってきた若旦那。怒った親父さんが締め出し。若旦那が逃げたのを追撃。若旦那は親父を撒いて先に家に入って今度は逆に、親父さんを締めだし。
うまいし、天水桶の後ろに隠れたりするところ、談春さんならではの愛嬌は捨てがたい。親父が若すぎて、ほとんど若旦那と差がないという、毎度のキャラ同一性障害はやはり。

竹の水仙:花緑さん2席目の出ばやしは「老松」。あれ、ありなんだ・・・。永久欠番とは言わないまでも、もう10年ぐらいは禁じ手かと思っていましたが。名人噺をするのに、志ん朝さんに敬意を表して・・・ということかしら?
全体としてはおもしろかったんだけど・・・。左甚五郎、宿屋の亭主、お上さんを、まったく現代言葉でしゃべらせているので、うーん「スーパー歌舞伎」ってこんな感じなのかしら? と思っちゃいました。現代の言葉はいいけど、基本は<普通の>現代の言葉でいいなあ、あまりコテコテに強調してハイテンションで続けられると聞いていて疲れる。「意味ワカンナ〜イ」とか、一回ならまだしも、複数の登場人物から連発されるとちょっと辟易。

この噺で、他の人のを聞いていてもよく気になるのは、甚五郎の年齢設定。
まず、二十歳過ぎたぐらいで、京都で最初に名を上げて江戸へ上がっていく途中の出来事であるという設定があるんだけれど。
行動の方は、
・あちこち無銭旅行を続けてやたら旅慣れて、世間のこともよく知り、人情を解する熟年親父
・誰でも「あの左甚五郎先生」と知っている。名を上げたとはいえ、まだ甚五郎伝説のとば口のはず。
・一日三升酒を飲んで10日間ゴロゴロというのも、二十歳そこそこでどうよ、と。
「大黒」や「ねずみ」の噺だとだいぶ歳をいってからの設定で安心して聞けるんだけど。誰か整理して引っかからない噺にしてくれている人はいないかな。

たっぷり質問コーナー。米団次さんの「塩コーラ」伝説の謎解ける。やっぱり奇人か!?
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ミスター発酵、こと小泉武夫先生ファンとしては、これをまだ食べてなかったのは恥。でもけっこうお高いんで、食べられるかどうか疑問なのに買うのはかなり勇気がいるのだ。
運良く京都でもらったお土産のお裾分けあり。ニゴロブナ、子持ち、三年ものだそうです。5人で試して、予想通り私だけが、もっと食べたい人だったので、半身もらってきちゃいました。
確かにブルーチーズっぽい、はげしい発酵臭。予想を越えて酸っぱさの強い外側のご飯。酒の肴やね〜♪ 
薄くそいできれいに切るのは至難の業。通販でスライス済みの商品が多い分けがよくわかった。
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熟れてはいるんだけれど、皮が厚くて食べる部分がちょっと小さかったよ。
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あ〜、寒かったというか、まだ寒い! フル装備でお散歩。
さて、このルリビタキ♀タイプの蛍君。けっこう長くこのポーズ。ん、なんか気にしてる? あれ、もう一羽鳴いてますね。そうかやっぱり2羽いたんだ。

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あんまりしっかり撮れなかったけれど、上が蛍君、下が窓君ってことにします。
窓君の方がオレンジ色の部分の輪郭がはっきり色も鮮やかってところかな。
ところで、前の冬にずっと今の窓君の縄張りにいたルリビタキ♀タイプと窓君は別人? 1年たったらもう青くなっているものかなあ。

20090217_101.jpgクモの巣(卵嚢)から糸を取っていたエナガ。もう巣作り開始してるわけですね。クモの卵を食べたかったのかな、とも思ったけれど、やっぱり糸を引っ張りだしているように見えた。

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カイツブリは、エサ運びや交代がなくって、雛の姿は確認できず。でも、親鳥がじっとちゃんと座っているっていうことは雛も生きているはずかと? 橋の上は、風が冷たくてとても長時間観察は無理。

釣り糸ハクセキレイ、見なくなって1週間越えたと思う・・・どうしてしまったかなあ。

今日はカメラの設定を間違えてた上に、速写ケースを忘れてホールドできず、手はかじかみ、目はあまりの寒さで涙に曇り・・・うーん、ろくな写真がありませんでした、トホホの残念。
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そうそう、昨日ウグイスの初鳴き聞いたのを書き忘れ、むちゃくちゃ下手で、ホケホケ・・・ケ、キョ・・・と。鍛えてやろうと思って口笛でお手本を・・・口笛がお話しにならなく下手なので、通りかかった人はどっちにしても、なんか下手なものを聞いたと思ったことでしょう^^;)
今日はどうやらワンコーラス「ホーホケキョ」と覚束ないながらもなんとか鳴いてました。

上は、今朝のカイツブリ。雛は2羽になってました♪
エサを持ってきたところ、なんではあるけれど、ともかく何かひどく小さなもの。受けとったり、ごっくん飲み込んだりという様子は見られなかったなあ。単に巣材を運んできただけかも・・・。エサ足りるだけとれるか気のもめるところ。

20090216_063.jpgもう少し雛をアップで。

20090216_068.jpg片っ方が水に入りそうで、どっきり!

20090216_030.jpgしつこくピンク写真。おひな様っぽい色合い!? お散歩の終わる頃にお日様が出てきたのでちと悔しい。
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2月8日に見に行った夜の部。
豊島屋油店の段は床が豊竹咲大夫、鶴澤燕三。人形は河内屋与兵衛が桐竹勘十郎、お吉が桐竹紋寿。
前回、油地獄を見たのは、平成17年の9月。メインはだいたい同じメンバーで、お吉が簔助さんだったんだ。まだ文楽の見始めだったので、殺し場の派手なところにおー!と感激、あとは筋だけで精一杯だったかと。多少経験値が上がったし、前もって床本も数回読んでいったし、少し余裕をもって派手な殺し以外のところに目も耳も多少廻るようになったかな。燕三さんの三味線が渋かっこいい〜〜〜っとか。殺し場より、前の河内屋内の段の両親の嘆きのところの浄瑠璃ええね〜とか。とはいっても、やっぱり勘十郎さん大活躍の、殺し場はすごい、最初に一回刺した後で、すっと静止して入り口にもたれて立っているときの与兵衛かっこいい、ここは美しい♪・・・。

それにしても歌舞伎の与兵衛は、色気とかわいげのある悪っぽいけど(主に仁左衛門さんを頭に置いて)、文楽のこいつはほんとに何にも考えてない見栄っ張りのアホでどうしようもない悪ですな〜。「不義になっても貸して下され」の「不義」も色気絡みの不倫の仲にになって、というより、単に「不正を働いても」という感じだ(咲大夫さん以外だとまた違った----怪しい仲な----感じになるのかしらん?)。

今月は三部構成で、時間が足りないせいか、最後の逮捕場面は無し。夜の闇に消えていくところまで。

※4月の大阪公演はやっぱり良さそう。義経千本桜の通しも見たいし(やっぱりお狐さんは勘十郎さん♪ わーいきっと宙乗りだ)、その前の寿式三番叟が勘十郎さん、玉女さん、清十郎さんとかなりばりばり元気なものになりそうで、おもしろそう。行きたいな〜。

※先の方の公演予定に「天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)」とありましたが、そりゃいったい全体どんなことに? 蜷川の「十二夜」ぐらいおもしろければいいけれどね〜。
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スペイン風?のたいへん立派な洋館でしたが、ずっと空き屋。夜中にランナウェイしたとかいう噂もあって、なんか生活道具もそのまま残っていたらしく生々しい。
またちびちゃい戸建ての8軒も建っちゃうのかなあ。すごい大きなキンモクセイの木があったのに。
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へんてこりんなうり坊模様のカイツブリの雛。
昨日のバレンタインデーに孵った2羽目。今朝顔出してくれてやっと見れた♪
第1羽めの子は、今年余りに早く産卵したので、金曜日に「今日予定日ですよね」とみんながジジババのように心配していたなか、予定日通りに孵ったものの、冷たい水に落ちて儚やわずか1時間の命。この子とあと卵がもうひとつ無事に育ちますように。

20090215_082.jpgもうすぐ飽きますから〜のサクラメジロ(笑)。「ピンク写真満載」なんてタイトルを付けておいたら「ラブリーポーズ集」の時みたいに、検索で間違えて来ちゃう人が増えるかもしれません^^;) 
上の写真はノートリミング、下2枚はトリミングで。

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20090215_016.jpg花粉でカッフンっ?

朝ドリ ピンク〜

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気温はほんとの花見のころのあったかさ! 今日は半日文楽見物の日だったので、朝ささっと通りながらの写真のみ。

20090214_048.jpgあまりに代わり映えしませんので、嘴を花粉で黄色くしてたヒヨドリ君も追加。

20090214_002.jpgでもね、実は全体としてはこんなもの、一分咲き? 0.5分咲き? あまり期待し過ぎないように・・・。といっても今日のあたたかさでだいぶ開いたかも。

20090214_009.jpg河津桜に続いて、緋寒桜も。(wikiによれば「ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれることもあるが、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混合されやすいため、近年はカンヒザクラと呼ばれることが多い。」だそうですが)

カワセミは声のみ。毎日毎日橋の上で一日中粘っているカワセミ専科のおじさんに、念のため聞いてみたところ、おウスちゃんも現れているとのこと。
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音楽ネタが、ストーンズ→グレッチェン・パーラート→フレスコバルディっていうのは、我ながらあまりにも迷走!?

鈴木秀美さんのオフィシャルサイトでみ〜っけたと、あわてて申し込み。大久保近いしね。
ほどよい大きさのチャペルで、ほどよい入り具合の聴衆で、よいコンサート。だいたい器楽曲と歌とを順々に。まあ、古楽の演奏をどうこう言うような耳と知識はないので、楽しむのみ。堪能しました、ヴィヴィッドでインティメイトで楽しかったなあ、と。
チェンバロの上尾直毅さんが、思いっきりのいい生きのいい演奏でとてもよかったな。はて、最初にお顔を見たときに、あ、この人どこかですごいいい演奏を聴いたぞ、ラッキー♪と思ったんだけれど、いったいどのコンサートだったのやら・・・。ちゃんとブログに演奏者の名前もメモしなくちゃさ、検索しても出てこないじゃん>自分。

しかし、この不況のためやらなんやら、古楽系の音楽事務所は大変そう、去年はムジークレーベンが破産しちゃったし、目白バ・ロック音楽祭をやっていたアルケミスタさん(親切でとってもよかったのに!)も活動休止と連絡が・・・、今年は、音楽祭どうなるんだろう! 少なくともG.カルミニョーラ様を扱っているアレグロミュージックさんだけはがんばってくれているのでありがたいこと!
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東京都庭園美術館で、〜3月31日まで(たぶん、途中で展示替えあり)。
去年、神戸ファッション美術館ではじまって巡回、やってくるのを長々待ってました!

プルーストの『失われた時を求めて』の中で、何回も魅力的に記述されるフォルチュニィのドレス。どんなものか見たくて見たくてン十年、やっと、実物を拝見。

ゲルマント夫人が身につけるドレスや部屋着のなかで、一定の意図にぴったり適合して特殊な意味を帯びているように見えるのは、フォルトゥニーがヴェネツィアの古代模様をかたどって作ったドレスだった。その歴史的性格のためか、あるいはむしろ一つひとつのドレスが独特のものであるためか、とにかくこれらのドレスは特殊な風格を与えられ、それを身につけて客を待ち、来客と話をする婦人のポーズも、異常な重々しさを帯びてくる----あたかも衣装は長い熟慮の結実であり、また会話は小説の一場面のごとく日常から遊離したもののように見えるのである。
「それからこのあいだの晩は変なにおいのするドレスをお召しでしたね。くすんでけば立っていて、斑点と金色の縞が入っていて、まるで蝶々の翅のような」「ああ、あれはフォルトゥニーのもの。そのお嬢さんも・・・」
その夜アルベルチーヌが身につけていたフォルトゥニーの部屋着は、あの目に見えぬヴェネツィアの、心をそそる影のように思われた。その部屋着にはアラビア風の装飾がつけられていた・・・・(中略)・・・その鳥の模様が繰り返し配されているきらきらした布地の濃い青色は、徐々に目を近づけてみるとやわらかい金にかわってしまい、それはちょうど進んでいくゴンドラの前方で、大運河の青い色が華麗な燃え上がる金属に変質するのと同様だった。袖の裏地は桜桃のようなバラ色で、それはヴェネツィア独特の色であるためにティエポロのバラ色と呼ばれているものだった。

などなどなど・・・どうでしょ、本物が、見たくなりませんか(笑)? なるほどこれかと思えるすばらしい生地とデザインだったな〜うっとり〜♪ 布の切れ端でも欲しいぞ。

二人のデザイナーのどちらが好みかと言えば、圧倒的にフォルチュニィ。ただクチュリエというよりは造形追求的、建築的、アーティスト的、つまり天才。ポール・ポワレももちろんいいんだけど、はい、すてきな衣装ですね。いろんなことやりましたね、という感じ、つまり秀才か。
私の中では、フォルチュニィが一生タイプで、ポワレがケンゾータイプ。というか、もちろん先行するこのフランスの2人を先に置くべきだけど。

そして、なんといってもフォルチュニィのデルフォイドレスのシリーズ(上のちらしの左)は、プリーツプリーズそのものでびっくり。
フォルチュニィのは、絹で、プリーツはすごく細かくてなめらかでナチュラル色っぽい、発色もすばらしくて圧倒的にゴージャスですてき。もちろん、当時ものすごいお値段の高級品だったはず。
現在、化繊で自宅で洗えて、わたしでも買えるような安価なものを庶民向けに開発してくれたということでは、一生さんにたいへん感謝ですが(好きだし、けっこう持ってるし)。それにしても、うーむ、こんなそのものずばりの元ネタがあったんだね〜!

デルフォイドレスがひとつ、当時売られていた、かわいい小さな帽子箱のような特製ボックスごと展示されているのもおもしろかった。プリーツが伸びちゃうので吊り下げ禁止、仕舞うときはぐるぐるっととぐろ巻かせて入れておくように指示付き(これもプリーツプリーズに似ているね)。しかし、絹でしょ、洗濯はいったいどうしたのであろうか? 超お金持ちしか着ないから、何回か着たらおしまいだったのかな。

ただ、ポワレのなかで、ラウル・デュフィにデザインさせたプリントのプリント生地はめっぽうすてき♪ 去年の暮れから今年頭、パリの美術館でデュフィのテキスタイルを中心にした展覧会をやっていたはず、見たかったなあ。カタログだけでも入手しようかなあ。

しかし、いつか行きたい、詣でたい、ベネツィアのフォルチュニィ美術館

蛇足:そういえば、フォルチュニィのドレスをコレクションしていて有名だったのは、ティナ・チャウ(ティナ・ラッツ)----あまりにも懐かしいお名前&反応すると年がばれちゃう----と思い出し、ちょっと調べてみたら(彼女は90年代頭に、エイズで死んじゃってますが)、娘さんがチャイナ・チャウ(あんまりな名前だ!)として、女優さん。しかもキアヌ・リーブスの恋人(2008年現在は)ですって!

蛇足:ちなみに、目黒区美術館でやっている「祝祭の衣装展」(ロココ中心)と、それぞれのチケット半券をもっていけば100円引きにしてくれるそう。うーん、ロココはいいやあ。
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天気予報、昨日は朝にお日様マークついてたから、がんばって早起きしたのに暗い!

上のカワセミは、あと0.5秒早くピントがあってくれれば〜、ボートをバックにきれいな写真になったはず(泣)。カメラのせいにしてはいけないけれど、やっぱりカメラのせいにしたい。

早く値段下がれ〜、下がれ〜、の毎日価格.comチェック^^;)
ヨドバシやビッグカメラで、「当店より1円でも高い・・・」の表示がある場合、この価格.comをプリントアウトしていくとなにか効き目があるんでしょうか? ポイント還元込みでも別にいいんだけどさ・・・。

20090213_017.jpg本日は菊之助と菊姫がペアでした。おっかけっこはしてたけど、激しい声はあんまり立ててなかった、この留まっているポーズもきゅっと体をしめたヒョウタン型戦闘ポーズではない、ゆったりポーズ。休戦か? ♂が♀にお魚をプレゼントするという求愛行動というのを見られれば結論がでるらしいのだけど。

20090213_027.jpgアオゲラは、去年、公園中の木に穴を掘りまくったものの、♀に気に入ってもらえず、子育てにいたらなかった。しばらく前から「ケーン、ケーン」と大騒ぎ、今年こそとこちらにも期待がかかるところ。

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光が足りなかったけど、サクラメジロも一応チェック。
20090212_122.jpg恒例サクラメジロ祭り、本日スタート。毎年、毎年、何百枚と写真を撮るけど、でも、まともなの増えないなあ、腕ちっとも上がらず・・・。週末になるとカメラだらけになっちゃうだろうから、今のうちね。

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手袋いらない、長いコートも暑いぞっと公園のベンチでお昼にして、帰り道誘惑にまけて買ってきてしまったものの、かなりトホホだった150円もした桜餅。
道明寺「粉」でもないしねえ、微妙な大きさの餅米、色ぎとぎと染めすぎ。あんこも残念ながらいまいち。「葉っぱ食べられますから」と言われたけれど、確かに葉っぱを(少し)食べて香りを足さないと、サクラの香りぜんぜんしないじゃん!

20090212_042.jpg誰かがおせんべ丸ごと投げ込んだようであります、やれやれ。
喜びのあまりか、あるいは、他のカモがみんなして追っかけてくる焦りか、縦スリットの猫の目になってる!?

20090212_288.jpg昨日辺りから、違法釣り人対策工事が始まりました。寒い中水中作業、ご苦労様です!
効き目あるといいな〜! 池一周ぜんぶやるのにはけっこう時間がかかりそう。下草刈ったり、大事な木を切るより、これに力を注いで欲しい。

20090212_024.jpg巣の補強用に葉っぱを持ってきたカイツブリ。水の中を引っ張る方が楽(とは思えないんだけど)らしく、息継ぎしては潜水、息継ぎしては潜水して運んでくるのが不思議。

20090212_030.jpg巣の方は、最初親はいないし、卵は見えないし、カラスにでもやられて放棄かと思ったけれど、ちゃんとお出かけの時は卵を隠していくという知恵がありました。卵の上に被せてあった草をどかして親が座る前に、ちゃんと3つあるのを確認。寒くても無事に孵るかなあ。

カワセミは、今日は菊姫のみ。菊之助とおウスちゃんは話がまとまったの噂も? 新居を探しにいったかな・・・
釣り糸ハクセキレイ君を5日ぐらい見ていないので心配。
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ボサノバ系ジャズボーカルのディーバ Gretchen Parlato(←の公式サイト、音出ます)、その声のなめらかさがすばらし〜♪
東京駅そばコットンクラブで、2月3日。
来日初日の2ステージ目、火曜日だし、はっきり言って、気の毒なほどがらがらでありましたが、そこは、ショービズのプロのこと、がっかりしていたかもしれませんが、それは表に出さずしっかりステージ。
なんだか、客席満員、大勢でぎっちりつまって、ありがた〜く聞かせていただく、さ〜あ
さ〜あやってくれという熱気のありすぎる大物の来日公演より、がらがらで、力の抜けた感じが、すごい昔にNYのジャズクラブ巡りした時を思い出して楽しかった&贅沢なことでありました!?

Gretchen Parlato(vo), Aaron Parks(p), Alan Hampton(b), Justin Brown(ds)

サポートメンバーもしっかり、中でもドラムスのジャスティン・ブラウンが「ええ仕事してまっせ」のしっかりした地べた作りがとってもよかった♪ 日本のドラムスはよれているのを個性だか表現力だかと勘違いしているの多すぎ。
ボーカルとドラムスだけでやった一曲が非常に印象的。このyoutubeにも入ってるの。



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フクジュソウ、サクラ、ナズナ・・・・。サクラにもう虫が来ているのがポイントかな。

20090210_075.jpgこのラピスラズリみたいなきれいな青い実は、一昨日キレンジャクがいた場所の現場検証。リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)の実。これを咥えたキレンジャクの写真はきれいでしょうねえ、うらやまし! しかし、実はもうほとんどないです、☆もとっくに高飛びなようですね、今日もカメラマン大勢うろうろ、たぶん誰も発見できなかったのでは・・・。

だいたい今年は公園中の下生え刈り込みすぎ、丸坊主、予算余ってたのかしら・・・(池では大事なカワセミが隠れる木が次々消滅中、今日もまた!)。

20090210_080.jpg不機嫌そうな顔してお互いに背を向けたカワラヒワ^^;)

20090210_141.jpg蛍君かなあのルリビタキ、ヒッヒの声が妙に高くてジョウビタキかと思いました。

ラスト、毎朝のカワセミチェック。

20090210_066.jpg今朝は久しぶりに菊姫(胸のオレンジがきれいな♀)登場。下側の嘴が赤いのが♀。近頃見かけなくて、先輩が♂2、♀1説を出していたので、間違えてたかな、と不安になっていましたが、やっぱり菊姫とおウスちゃんと♀2は確かだなあ。とするとね、とやっぱり4羽説に傾いていくなあ。
まあ、いつも全員が池に居るわけじゃなくって、神田川やら上水やらでいろいろ行き来しているかも。
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です。
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週末だし、公園はカワセミ狙いのおじさんがいっぱいだろう・・・・と、まずは別方向へ。ウメメジロ狙いは当たりでした。メジロと梅と私だけ・・・、焚き火の香りもいっぱい嗅げて、日なたはとっても暖かく、まずは幸せに静かな鳥見。
久しぶりにヤマガラもいたし、畑の向こうにはジョウビタキの♂。

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お散歩、お散歩・・・富士山が見えなくて残念でした。

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ヤツデ+メジロ。実をちぎって飲み込んでいたわけではないようと思う。まだ熟してないと思う、熟してないと実の部分だけ取るのはかなり力がいるはず、と、子どもの時よくこの実を飛ばして遊んだな。

20090207_082.jpg公園に戻ってみたらまずオナガ。
オナガは関東以東の鳥らしく、大阪以西とかにはいないらしいんですが。けっこう前だけど、某大自動車会社提供のたいへん良心的とされる有名エコ・ドキュメンタリー番組、広島か岡山かなんかの話題で、バックにオナガの鳴き声が、えっ!? 自然がいっぱいな雰囲気を高める効果音として鳥のことぜんぜん知らない制作会社のスタッフがいれたかなあ。でもがっくり信用度落ちたぞfor meと、余談、思い出したり〜^^;)

20090207_112.jpgこれも久しぶりのジョウビタキのちゃーちゃん。ちょうど鳥見の師匠と一緒だったので、♀でしょうか♀タイプでしょうか?とお伺いをたてたところ、師曰わく「♀タイプだったら、若くてもほっぺたにもっと黒い班が出る」とのこので、この子は♀ってことで。

カワセミ狙いは橋の上で砲列化してやれやれ〜、と、カワセミ君たちも大いにやれやれ〜と思ったらしく、別のところにいらっしゃいました(笑)。

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わたしは、胸のオレンジのきれいな♂(菊之助)と♀(菊姫)と胸の色の浅い♀(おウスちゃん)の3羽説を立ててたんだけれど、鳥見の大先達joeさんは♂2羽で若い♀(おウスちゃん)を争っているとの説。そして、今日は又聞きだけど、よくよく池のあたりを観察している某Mさんは♂♀2羽の4羽説とな! うーん、4羽いれば、わたしの♀2羽説も、♂2羽説も吸収されちゃうけどね〜。真相やいかに。
というか、カップリングして子育てしてくれればなによりですが、カメラマン多すぎ×外来魚にやられてエサになる小魚少なすぎと前途多難なり。

ゆっくり朝からお昼過ぎまで16000歩のお散歩。いろいろ見られたし満足ね、と、また夜のおでんを仕込んでいたら、私の見たことのないゲストが現れたの噂・・・。明日は都心でカルチャー遊びと思っていたけど、こりゃまた鳥見かいな。
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吉祥寺美術館で、〜3月1日。
あ〜、この本も、この本も、この方のデザインでしたか。
いかにも今の日本の先端の、しゃれた透明っぽい、見事なデザインで、なるほど売れっ子!となっとく。
東大の博物館で去年やった「BIOSOPHIA of BIRDS」展の、欲しかった(高かった)かっこいい本のシリーズもこの人だったのか。
表面的な装丁っていうとヘンですが、表紙とかの目立つデザインもいいけれど、この人の文字組は、読みやすくて好きかもしれない。

しかし、吉祥寺美術館の企画展は100円。三鷹市美術ギャラリーはだいたい600円。いえ、企画展示室の面積もず〜っと広いし内容もすごいがんばってはいるけれど・・・

ミニバスが、武蔵野100円に対して三鷹200円はちっと悲しいかも。

ちなみに吉祥寺の次の展覧会は「 動物画家・薮内正幸の世界( 仮 )」 4月4日(土)〜5月24日(日) だ、藪さんだ、嬉しいな♪ お勧めの細密画。フクロウの絵が出るといいな〜。

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原美術館で、〜3月29日。
一昨年オペラシティでエルネスト・ネトとかと一緒にやったときは、めまいのする(めまいのするようなじゃなくて文字通りクラクラ)インスタレーションで、とても長くは居られないという感じだったけれど、今回は(ちらしの写真とちがって)テープ部分は黒と白だけモノトーン、同心円を重ねて切り取った、LPレコードの溝を思わせるデザインで、目も頭もくらくらしないでとっても楽、かつ、廊下や階段まで張り詰められて、原美術館の建物の個性を活かし切った展示は、かなり楽しい(分かりやすい写真のあるUK Japanでの紹介ページ)。

2階の作品は、上のちらしにある四角いコンクリの箱をそこここに頃がした空間。箱に詰められた(ように?)なっているのは、LPの紙ジャケの背中。部屋の壁にはマイルスやジョン・レノン、チャック・ベリーのポスターに花の絵を切り貼りしたコラージュ作品、それぞれの部屋の半開きのドアをあしらった作品はそのミュージシャンのアルバムの名前が付けられ・・・と、なんだそんなに音楽の人だったんですね〜(DJやバンドもやっていると後から知った)。
1階の最初の部屋の天井に鏡を組み合わせたオブジェを吊った作品もなかなか(凸面鏡フェチなので欲しかったり)、だし、1Fの一番大きな部屋のカラフルに塗った切断された椅子を組み合わせたのも楽しいし、分かりやすくて楽しめる展覧会でいいかも♪ 写真の撮りたくなる空間だなあ・・・(撮れないけど)。

蛇足:あのビニールテープ、ぜんぶ貼るのも大変だっただろうけど、剥がすのもすごく大変そう、かつ、剥がした後の木の床(原美の魅力はあの木の床が大きいぞ)の状態がちょっと心配。

蛇足:行ったのはこの間の風のひどく強い日曜日。階段の踊り場にある大きな磨りガラスの窓に映った木の影が、絶え間なく踊るように揺れ動いているのが、とっても美しいインスタレーションだったりして、これがうちに設置できるような作品になってればいいのに〜、誰か作って、と。

蛇足:日曜日、無料シャトルバスが品川と美術館の間を走るようになったのをはじめて利用。本数は少ないけれど、時間を調べてから行けばなかなか便利。
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河津桜と

20090205_031.jpgこっちは、オオヒカンザクラだったかな。昨日は咲いていなかったと思うので、今日開花ってことで。

20090205_061.jpg朝のバトルのあとでちょっと休憩中のカワセミ君。
名前また勝手に決めました。命名:菊之助! 弁天様のまわりをよく廻っているので弁天小僧だから。とすると、自動的に♀のオレンジのきれいなのは菊姫と命名。もう一羽の♀、おウスちゃんを数日見ないけれど、いよいよ池から追い出されちゃったのかなあ。そして、菊之助と菊姫はカップリングするのかどうか。

20090205_070.jpgサクラサク、といってもやっぱり一番エサの乏しい季節なことは確か。必死のシジュウカラ。

20090205_084.jpgこっちも必死なマヨラーのカラス、やれやれ。正面からこれ咥えたまま飛んできたので、何事かと思いましたじゃ。

去年の2月のブログを見ると、河津桜、22日に開花でした。けっこう早いね。

朝→昼ドリ 猛禽s

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昨日夜遊びしちゃったし〜、曇りだし〜、と朝はさぼってお昼にちょっとだけお散歩。
うむ、誰かがキジバトをやったらしい。もっと一面に綿毛、たぶんオオタカ?

20090204_009.jpgおお〜っ! これが犯人か・・・ではなく、ちょうど鷹匠さんが訓練に出てたところ。
しばらく前にかっこいい白い鷹を連れていたって聞いたのがこれでしょう。セイカ(?)とシロハヤブサのハイブリッド3歳だそうです。

20090204_018.jpg嘴に血がついているのは、訓練終了でエサのウズラを食べていたから。顔が白いと「ハリーポッター」に出てくるフクロウみたいね。
背中から出ている黒いアンテナは発信装置、ロストすると10キロぐらいぴゅーっといっちゃうのだって、なんて話を聞いているうちに、たぶんさっきの真犯人オオタカがカラスに追われて飛び出してきて、となかなかの猛禽日和!? おもしろかった。
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すぐ凝っちゃうので。
錫、錫、錫と頭が錫になっていると、思わぬところでこんなかわいい錫のお銚子発見。これもいい味でてますね〜。
言い訳としては、おじいちゃんの錫のちろりで、一合飲んでる間にお代わりを準備できる(爆)。ひとつしかないと間が開くのよ〜。酒飲みとしては我慢できない。
って、2つ見えるのは気のせいってことで・・・^^;)

20090202_080.jpg上から見るとこんな。氷を入れて冷酒用?

20090202_079.jpg「継山」かな。
ちろりの方は、

20090203_006.jpg「本錫 鳳山」と。ヤフオクなんぞで検索すると古い錫製品がけっこう引っかかってきます。どっちも今はない会社なのかな。

20090203_010.jpgおまけ:「オランダの蚤の市」という名前の蚤の市で数年前に買ったけっこう古そうな錫のカップの底にはラッパを吹く天使がいました。
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今日は、トリミングしない写真載せてみました。とほほの出来ですねえ。
なんてことを思ったのは、たぶん日曜に写真展を見て構図とかコンポジションということをちっとだけ考えたから・・・。

300mmでF2ぐらいで、500gぐらいという存在しないレンズが欲しいぞ、それも5万円以下で! ともかくいいレンズはうんと重い、そしてあまりに高い・・・なああああっと。

冬の花を3色セット。こちらはやっぱりトリミングしちゃう。黄色はマンサク、ピンクの花はなんでせう?

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大阪での文楽は

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20090112_032.jpgもちろんはじめての国立文楽劇場
初春文楽公演だったので、舞台の上には大きな睨み鯛がどうどうと。一階のロビーにも、お飾りや本物の睨み鯛(ご近所の黒門市場からのお届け、黒門市場は次回上阪したら是非行ってみたいと)、塩漬けになっているそうですが、それでも約1月持つのかしら?

20090112_036.jpg10日までは、幕間に新春吉例「手ぬぐい撒き」もあり、ちょうどよさげな中間の位置だったので「手ぬぐいって、そうは遠くまで飛ばせるものじゃなかろう」とちょっと期待してたんだけど・・・。出てきたのは若手の技芸員さんばっかり、最前列あたりにちょっと撒いた後は、しっかり堅く結んだ手ぬぐいをびゅんびゅんと一番後ろの方まで競争で飛ばしてたのでわたしの頭の遙か上空を通過・・・たぶん「文楽パペッツ」か「浄瑠璃アクターズ」の主力選手を選んで出したのかと(笑)。

小さな博物館のような資料室も併設。ボランティアさんが何人かいて、説明&ハンズオンできる。
普通の三味線と持ち比べて太棹。どっちもはじめて触ったけれど、太棹のあまりの重さにびっくり。撥もでかい、太い、重い、すぐ手から血がでそう・・・。太棹かっこいいなあ、習ってみたいなあとちょっとだけ思ってましたが、とても無理! 分かりにくい例えで言えば、E410とE3(オリンパスのデジタル一眼レフのことです)ぐらいの差あり。もちろん、細竿だって無理だとは思うけど、あり得ないごつさだった。
ツメ人形(一人で使う、下男下女その多大勢用、右手で箒ぐらい持てる奴)も持たせてもらったけれど、これは楽しい。それでもずっと持っていたらけっこう重い、傾城やら鎧武者やら出ずっぱりの主役級は、3人掛かりでもとんでもない重労働と実感。

20090202_081.jpg東京では見かけたこと無い、マンガで筋が分かるこんな小冊子が置いてありました。手っ取り早くていいかも&舞台になった場所の地図とかも載っていて親切。2冊しかなかったけど、番号から見るともっとたくさん作ったらしい。

おまけ、文楽茶寮のお弁当。お正月らしくおせちがいろいろ。煮物の味とかは、東京の国立劇場で買えるお弁当より数段上等。おいしかったので、次の日、別の種類とおぼしきお弁当を買ってみたら、おかずは同じ、ご飯の色と物相が変わっただけでしたん。

20090112_034.jpg4月の大阪公演は、「義経千本桜」を通しでやるそうな、見たいな〜。また、勘十郎さんが狐の宙乗りしてくれるかもしれない、もしかすると花道もつくっちゃうかもしれない、渡海屋の段まだ見たこと無いの(歌舞伎でも)・・・。奈良や京都をめぐって吉野山の桜なんぞと合わせるとベストコース。「和楽」なリッチおばさま向けのツアーありそうね。ちょうど杉本博司展もそのころ大阪だし・・・

しか〜し、噂通り・・・土日なのに空席けっこうあり。びっくり。大阪の人はあんまり文楽見ないのか。吉本の方前はがさがさすごい混雑だったからみんなあっちかい!?
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今朝の勝負はオレンジ対決、おウスちゃんはいなかったように見えた(不確実ですが)。あんなにぐるぐる池中でおっかけっこしてたら、さぞやお腹ががすくだろうと思われ・・・それなのにハンティングの様子をちっとも見られない&写真の撮れないのはまことに残念なことであります^^;)

20090202_035.jpgまさかカワセミはパン食べてないでしょうね!? レゲエのおじさん3号さんが西荻(?)から大量のパンを拾ってきたところ、もちろんご本人たちも食べるわけですが、このうちの何キロかは池に放り込まれるものと思われますのさ。


↑少しよく撮れた写真は、こちらに投稿してますのでヨロシク♪

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