北の国からその5 つ〜〜〜〜るっ

| コメント(0) | トラックバック(0)
20130225-2.jpg
釧路市内ですらケアラシばっちりだったので、当然、内陸はもっと寒いです。両側の木は霧氷で白々、真ん中をくねくねと長いS字型に川が流れているんですが、これがまあもわもわっとな。真ん中に黒っぽいぶつぶつがぼんやり見えるのがタンチョウさんたち。朝まだき・・・

20130225-3.jpg
人間からみると、すごーい寒そう!だけど、凍っていない川は外気よりあったかいので、この川の中がねぐら・・・双眼鏡やガイドさんが用意してくれるスコープで覗くともうちょっとはっきりと見えますが。
さて、橋に着いたのが8時半ぐらい、これから朝ご飯にお出かけするはず・・・はず・・・が寒すぎていつまでたっても飛び立ってくれません。でも、オジロワシが現れたりして・・・着込んだおかげで寒くはないんだが・・・

20130228-13.jpg
それにしても、みな好きじゃね〜。常連さん?!らしき人々がすごい大砲をがっつり三脚に載せてずらり、この日はNHKのカメラもいた。

Googleマップでこの音羽橋を見て見ると。カメラ軍団の乗っているのは、わざわざツル観察用に後から横に付けられた(両側に駐車場も着いてる)歩行者用の橋です。まあ、これがないと、おじさんたちが車道に三脚を据えたりしていろいろたいへんだっただろうことは想像に難くないというか・・・

小一時間がんばったけど、もぞもぞ歩き回るもののどうしても飛び立ってくれません。そりゃ寒くて嫌だよね。「餌場の方へ行ってみましょうか」と村の方へ移動。


20130228-16.jpg
トウモロコシかな。でもツルさん居ません。重装備のカメラマンのおじさんが5人ほど場所取りして退屈そうに・・・。ふとふりかえったら「来た〜っ!」、パチパチパチ、でも、降りないで行っちゃいました。

20130228-17.jpg
「じゃあ、次の場所に行ってみましょう」って、さっと来てさっと撮ってさっと去ったスナイパー(笑)。3枚撮ったうちの1枚だけどうやらピンが来てた。奇跡の一枚と呼びたいところだけれど、これツル写真としてはだめらしいです。寒すぎて足引っ込めて飛んでいるので、白鳥みたいで、ツルの優美さが出ていないということで。

もうひとつの給餌場もまだからっぽ、また、音羽橋に戻ってみると、

20130228-10.jpg
川霧は晴れて、徐々にツルも餌場に向かって飛び始めました。といっても、反対側に飛んでしまったり、

20130225-5.jpg
オジロワシの幼鳥に驚いて途中でまた川に降りてしまったり・・・。
(ヤマセミも見た!)

もう一回、給餌場に戻って、

20130228-14.jpg
来てる来てる、ほかからも家族単位で飛んで来る〜。
井の頭公園の動物園にいたお年寄りのタンチョウヅルのご夫婦(最近、相次いで死んでしまったの噂)を見ている限り、あんまりツルって萌えなかったのですが、野生のはきれいで堂々としていてとってもステキ。
去年生まれた茶色っぽい幼鳥はあどけない顔つきですごい可愛い(スコープで見せてもらった)。

20130227-1.jpg
↑枯れ枝を投げたり、ダンスの練習?をして遊んでいる幼鳥。親のダンスはちょっと時期が早かったのか見られませんでした(2月12日)。


20130228-11.jpg
そしてこれが今回のベストショット。10時半ぐらいになってたかな、やっと寒さがしんしんと来ました。

20130228-15.jpg
上の写真の一部。真剣に飛んでますな。

どうにかツルを見せようって、ガイドさんにがんばって頂いたので満足満足。
定期観光バスの安い半日ツルコースもあったので、実はちょっとまよったんだけど、たぶん、時間時間で廻るポイントが決まっているので、ツルの行動とずれたらハズしっぱなしになるかもと、贅沢してお願いしてよかったです(前回と同じマーシュ&リバーさん)。

いつか初夏の湿原をカヌーで下って、ツルの親子にあいたいな〜♪

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.luckyfrog.com/mt_app/mt-tb.cgi/886

コメントする



↑少しよく撮れた写真は、こちらに投稿してますのでヨロシク♪

このブログ記事について

このページは、かえるが2013年3月 2日 20:29に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「北の国からその4 も〜くもくとも〜わもわ・・・!?」です。

次のブログ記事は「北の国から6 パンク君とおちびさんと笑う機関車」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。