「かんぺい」の話

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写真は話題と関係なく、イイギリシリーズのエゾビタキ君(暗!)。

「かんぺい」ってこのブログでも何回か書いたかもで、駅ビルのお魚屋さんで丸のままのお魚を買うときに「お腹出してください」と頼むと、担当のおじさんに「かんぺいで」とう符牒で渡されるのがずっと気になってて。
わたしの推理では、語源は、忠臣蔵の早野勘平=切腹して死ぬ人、かつ、死ぬ前に自分の臓物を自ら引きずり出して(!)、討ち入りを誓った同志の連判状に血判を押す人(どろどろになって全部読めなくなりそう!)、じゃないのかなあと。かつ、他のお魚屋さんでも使われているのかどうかが知りたかったのですが。

昨日、本屋さんをうろうろしていたら『築地魚河岸 ことばの話 読んで味わう「粋」と「意気」』という新しい本を発見(amazon)。さっそく立ち読みしたらありました! うろ覚えだけど、「かんぺい:魚のエラや内臓をとって処理すること。「一匹は卸して、一匹はかんぺいに」というように使う。語源不明」と。「語源不明」がたいへん残念ですが、築地でも使われている言葉だったのだというところまで解決できたです。さてさてもうちょっと調査をせねば・・・

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このページは、かえるが2009年9月30日 11:57に書いたブログ記事です。

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