大銀座落語祭 柳家喬太郎 と上方落語 その2

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5年目、今年が最後の「大銀座落語祭」そのまた千秋楽。チケットはどれも一瞬で売り切れ、これは買えなかったんだけど、友達が譲ってくれたもの、感謝!
7月21日、お祭りそのものの最終日だったので、余った団扇をもってってくださ〜い!と。 昇太さんのがどっさりこあったのは、決して余ったのではなく、最初に無くなって作り足してしまった結果だそうです(笑)。

三遊亭かっ好:日和違い
桂都丸:読書の時間(新作)
柳家喬太郎:擬宝殊
〜仲入り〜
桂雀々:さくらんぼ(頭山の改作)
柳家喬太郎:宮戸川(通し)

かっ好、すまん忘れた。

都丸師匠(はじめて聞いた)、えっと、わりと地味だったような(私の思う、上方----米朝系以外----では)。

「擬宝珠」、揚げものに対する熱き愛を語るまくらが強烈。あんまり強烈で爆笑して、ついまくらだってこと忘れちゃいましたが、ちゃんと「偏食、変食?」ネタのマクラ。本編も快調。

雀々さんも、生ははじめて聞いた。いやあ、声がでかくて濃厚。上方っ! しかし、数回師匠の「枝雀」さんの声が聞こえました。それはとても嬉しかった。改作された噺は、なんで自殺するところまで思い詰めちゃったのか、苦しい、つらいの描写が無くて、えらい急な決心。

「宮戸川」最後はじっくり人情話、語り込んで、上方勢を迎え撃つ夜を〆。しかしなんだな、最後の舟の上で、女房の敵に立ち向かう「平ちゃん」はちょっと強すぎないかしら。喬太郎さんのこの噺はかなり何回も聞いているけど、この夜が最強、凄腕のお侍のようだった。夢の中だからいいのかしら。

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このページは、かえるが2008年9月29日 21:30に書いたブログ記事です。

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