大銀座落語祭 立川談春と上方落語 その1

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立川春太:十徳
林家染二:皿屋敷
立川談春:慶安太平記 善達の旅立ち
 〜仲入り〜
林家染丸:寝床
立川談春:慶安太平記 吉田の焼討ち

生で聞きたかった上方の「皿屋敷」が聞けて満足。それにしても染二さん、声でかくて元気じゃ。ちょっと圧倒されて、ぜえぜえ。

この日はなんといっても、お目当てだった染丸師匠がすばらしかった。なんか語りにふんわり厚みがあって、気持ちよいお布団のよう。もっとたびたび東京でやってくれないかしら。米朝さん系列以外で一番たくさん聞きたい上方落語かな。腕っこきやねえ。まあ、この一席でも価値ありました。

というのは・・・

慶安太平記:うーん、上方に講談ネタで立ち向かいますか。そうですか。
なんか、三鷹の春談春の会で、登場人物の語り分けがなくって、べらんめえのあんちゃんと隠居が同じ人物が二人に分かれて言い合いしているようだったけど、ここでも分身の術炸裂。後半なんか、主人公二人、宿の主人と番頭さん、焼かれる家のおじいさんまで5人の双子でくらくらした。
まさかとは思うけど、人物を語り分けないという新しい道を模索しているのであろうか? 語り分けよりともかくぺらぺらスピード重視? これが評価の高い、談春の講談ネタ!? 日が悪かった? わたしが講談経験値が少ないから、こんなもの? あるいは、立川流の講談ネタがこんなもの? 
念のため、 図書館で家元の「慶安太平記」のCD見つけて聞いてみましたが、性格嫌いだけど、否定しようもなく上手いややっぱり、&、人物はちゃんと語り分けてたし。

ということで、談春さんは、この後しばらく時間を置いてみようっと。

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このページは、かえるが2008年9月29日 20:58に書いたブログ記事です。

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