古典こもり 瀧川鯉昇+柳家喬太郎二人会

| コメント(0) | トラックバック(0)
20091118_217.jpg
↑ちょっと焦げすぎ、柚子がなかったので、あとでゴマを振りました。

博貧寒劇場で、Oh! NO アホ変換! 博品館劇場で11月17日の夜の部。

瀧川鯉ちゃ:新聞記事
柳家喬太郎:初音の鼓
瀧川鯉昇:味噌蔵
 中入り
瀧川鯉昇:年そば
柳家喬太郎:死神

鯉昇師匠の「味噌蔵」を聞いたら、どうしても豆腐の味噌田楽が食べた〜い! とただでさえ空いていたお腹がぎゅるぎゅる。次の日実行いたしました。コンビニの豆腐はだめだな、ちゃんとしたのを買ってきてもう一回チャレンジ予定。

「初音の鼓」ははじめて聞いた話。「義経千本桜」に出てくる「初音の鼓」だといって、お殿様に鼓を売りつけようとする道具屋。この鼓、「ぽん」と打つと近くにいるものに狐が憑きます。とお殿様が試しに打つと道具屋が「コンっ!」 道具屋に一鳴き一両で頼まれた三太夫さんも「コンっ!」 と、三太夫さんがすごい照れながら鳴くところがかわいく演じられ、なぜか道具屋が打つと、お殿様も「コンっ!」 ・・・

「味噌蔵」 「当家にご奉公に上がってから<おかず>というものをいただいたことがない」奉公人たちが、ケチ旦那の留守にご馳走注文しようにも、世間の食べ物を忘れちゃってる、刺身の食べ方が思い出せない、という留守宅のあたりをじっくり盛り込んで。
鯉昇さんの「帳簿をどがちゃが」は算盤をいじる系。筆の先でどがちゃが系と2通りあるのだな・・・この前だれかで3つめのパターンを見たような気がするが思い出せず。・・・あれ、帳簿は「どがちゃが」「どかちゃが」「どかちゃか」?

「年そば」 冬の食べ物噺2つめ。鯉昇さんの食べ物しぐさはおいしそうで大好き。ボタン肉を通販してみたくなるので、今回は「二番煎じ」やらないでくれてよかった^^;) これ、基本は「時そば」なんだけれど、数に挟んで混乱させるのが、蕎麦屋のオヤジに聞いておいた子どもの歳なのだった。

「死神」 おっと、私の中では鯉昇さんの十八番。ぶつけるんだ〜、どうアレンジするんだ!?と身を乗り出しました。 なんと死神のキャラが、てやんでぇの江戸っ子で夜勤明けでハイテンションなのだった。ほか、生き方に悩んでしまう主人公は、最後も自ら・・・と大改変。かなり、おもしろかったかも。その代わり、今回は呪文はそのまんま「アジャラカモクレンテケレッツノパー」とオリジナルのまま。出囃子(ラストも)は、三味線によるウルトラQのテーマのようなもの。

※あいからず、場内あちこちで携帯着信音ぴらぴら。斜め前の席のお兄ちゃんはたびたびメールチェックか、あれ光が気になるのよね〜。ツイッター中毒の人たちは「博品館 喬太郎、死神なう」とかやっちょるのかな?

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.luckyfrog.com/mt_app/mt-tb.cgi/353

コメントする



↑少しよく撮れた写真は、こちらに投稿してますのでヨロシク♪

このブログ記事について

このページは、かえるが2009年11月19日 14:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ひっひっ、くしゅん!」です。

次のブログ記事は「とりあえず晴れて目出度く、あったかダウン活躍開始!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。