ゆめのよる 波多野睦美×高橋悠治

| コメント(0) | トラックバック(0)
20091106-1.jpg
連続王子ホールとなって、10月28日。
「ゆめのよる」(HMV:試聴可能)の発売記念のツアー。サブタイトルは「?サティ、モンポウ、アイスラー、高橋悠治の歌曲の夜?」ということで、わたしはもちろん波多野さんも大好きですが、高橋悠治さんとの組み合わせに興味津々&期待大〜々♪ で、うん、たいへんゴージャスなすばらしいコンサートでした。

20091106_017.jpgタイトル曲の「ゆめのよる」は、もともと矢野顕子さんの依頼で、谷川俊太郎さんの詩に高橋悠治さんが曲をつけて作られたもの、わたしの愛聴版「BROUCH」(amazon)に入っている大好きな曲。だいたい私が高橋悠治さんを知ったのもこのCDのお陰だし。しかし、どっちも高橋さん自身の伴奏でも、もちろんぜんぜん違った仕上がりになるところがおもしろい。まあ、よく熟れたリンゴ(波多野さんの感じだったり)もおいしい、シュークリーム(矢野さんの感じかな)もどっちもおいしい、リンゴとシュークリームを比べてもしょうがないって・・・。しかし、わたしの大好きな女性歌手二人、20年を経てある意味共通性がこんなに高い結果になるとはびっくりよ!

このCDには、高橋悠治さんの弾くサティの「三つのジムノペディ」が入っているのも、たいへんおいしいところ♪ (コンサートでもやってくれた)。久しぶりに映画「DIVA」の夜明けの散歩シーンが見たくなりました。そうだ、新しいきれいなテレビで見てみようっと! あっ〜、音がアンプに出せない(ToT);

鈴木秀美さんと王子ホールつながりですが、次は「ゆめのよる」の詩人、谷川俊太郎さんつながりでいきます。

※ライ・クーダーの来日に、じぇーんじぇん気がついていなかったので悔し涙・・・

-----------------------------------------------

(どの曲=作曲家も、それぞれそれなりに追求してみたいので、ちゃんと写しておくです)

フェデリコ・モンポウ: 魂をうたう
フランシス・プーランク: ギターによせて
アントネッロ・デ・カゼルタ: 完璧の美
プーランク: 平和の祈り
サティ: あなたがほしい
モンポウ: 三つの遊び唄
モンポウ: きみの上には花ばかり/ゆうべおなじ風が/きみは海のよう
リリー・ブーランジェ: 帰還
クルト・ワイル: ユーカリ  

休憩

ハンス・アイスラー: 老子亡命途上での道徳経成立の物語
サティ: 三つのジムノペディ
サティ: 帽子屋
サティ: ダフェネオ
高橋悠治:ゆめのよる
高橋悠治:鳥は空を求めている
高橋悠治:おやすみなさい

アンコール

ウォーロック: 子守唄
高橋悠治: むすびの歌

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.luckyfrog.com/mt_app/mt-tb.cgi/335

コメントする



↑少しよく撮れた写真は、こちらに投稿してますのでヨロシク♪

このブログ記事について

このページは、かえるが2009年11月 6日 21:35に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「木熟の威力 ブドウ最後の収穫!」です。

次のブログ記事は「井の頭文化園コンサート 音を楽しむ + 鳥々色々展」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。