一本柳道中双六(柳家喬太郎勉強会)

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20090425-1.jpg4月12日 なかの芸能小劇場

柳家こんぶ:初天神
柳家喬太郎:トーク→清水次郎長外伝 小政の生い立ち
柳亭鯉朝:夏泥
柳家喬太郎:心眼

中野では、zeroホールでの落語会がおおいので、芸能小劇場はブロードウェイ側ではじめて。こじんまりしてて落語会にはちょうどいい大きさ(=ZEROはちょとでかい)、まあ、それだけチケット取るのがたいへんだったけど。ついでに、サンプラザ中野の駅から離れた側に夜11時までやっている大型本屋さん発見。通路が普通の倍以上広くていいかも&ガラ空きなのも嬉しい、いいかも^^;)

ごつでっかい薹のたった高校球児のようなこんぶ君の、ぼくとつ&妙なおかしみのある初天神。まっとうに修行中という感じ。

喬太郎さんは、この日はなんといっても最初のトークが秀逸。ブログに書かないでねネタを乱発、師匠方のものまねのコツや、ホテトル音頭も飛び出し。たったひとつ昔のやばいエピソードから、わたしの好まぬたい平氏もいいとこもあるんだね。

清水次郎長外伝ははじめて聞いた噺。講談もの? じっくり。

鯉朝さんは、前に三鷹でいっかい聞いたかと。ちょっときもいキューピーキャラ。前回はさらにきもいぺこちゃんの出てくる創作落語だった記憶。それよりはなんぼかよかったか。ただ、夏泥は、季節的にちょっと早かったな。

喬太郎さんの「心眼」は、前にも聞いているけれど、最初の横浜行きの設定がまちがっているような気がするのと、最後の酔っぱらった後の梅喜さんのキャラがとっても気に入らない。そして、その気に入らないキャラを、今回さらにこってり伸ばしちゃったので残念。喬太郎さん、落語のなかであろうと「(役者より)いい男」というのが本当に嫌いなのかも、演じるのにも抵抗あるのかも。あれでは、ぜんぜん同情する気にならないただの酔っぱらいの性格の悪いバカだし、お上さんも芸者のお姉さんも、あんなの取り合ってもしょうがないよ〜、惚れないよ〜、っと噺全体納得いかくなっちゃって、聞き終わって残るのが「いい噺だったなあ」じゃなくて、不快感なのだよなあ。

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このページは、かえるが2009年4月25日 11:19に書いたブログ記事です。

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