仮名手本忠臣蔵 平成中村座(たぶんその壱)

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20081016-1.jpgさてさて、日々の朝写真ばっかりあげているうちに溜まったものがたくさん・・・

10月は歌舞伎強化月間だったというのは、勘三郎さん率いる平成中村座が浅草の浅草寺の本堂裏の特設小屋で、仮名手本忠臣蔵。なにしろお話しが長〜いので、同じ役でも役者さんを変え、お芝居の性格を変えてなんとABCD四つのプログラムに分けて・・・。はい、ぜんぶ付き合いました。わたしも好きじゃな〜!

  A B C D
大序 兜改め    
二段目 桃井館      
三段目 刃傷    
四段目 判官切腹、明け渡し      
(落人) --
五段目 山崎街道    
六段目 勘平切腹    
七段目 一力    
八段目 道行      
九段目 山崎閑居      
十段目 天川屋見世 --
十一段目 討ち入り      

平成中村座といえば、演出家の串田和美さんや野田秀樹さんと組んで、古典でも新しい大胆な解釈と演出でというのが売りだと思っていたけれど、今度は古典を上の代から習ったものをそのままに、ということでしかも歌舞伎の基本のき「仮名手本忠臣蔵」。そして何より嬉しいのは、はじめて平成中村座に仁左衛門さま登場(ハート♪ハート)だったのよ〜。

「仮名手本忠臣蔵」はなにしろ長いお芝居なので、いままでに見たことのあるのが四段から九段、と十一段かな。一力茶屋(七段目)はやたらやるので、もういろいろな役者さんでもう3〜4回見たことがあるような。一方、はじめて見る段もたくさん!(Wikiの仮名手本忠臣蔵
この際、一気だ、忠臣蔵全部通しだと思ったけど、それでもまだ十段目が未見で残ってしまった。
1プログラムが半日がかり、5〜6時間の長丁場でお尻も痛いし、お財布も痛かったけど、それぞれおもしろかった〜。

20081012_058.jpgコンパクトな小屋は、花道も舞台も近くておもしろい。といっても、1階の平土場なんぞは全然はとれないかったので4回行っても、後〜〜〜ろだったり2階の横っちょの後ろの方だったり・・・ね。
名物「お大尽席」というのが2階の正面に4席だけ、そこに座っているお大尽さん(1席35000円)を観察するのもなかなか興味深いものがありました(お大尽席に座った方のブログ発見)。

20081012_034.jpg
20081028_089.jpg
仲店に通った昼と夜。夕方になると(一部)人形焼きが半額になってたり・・・

と、お芝居の感想は、次にまとめよう、という希望>自分。

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↑少しよく撮れた写真は、こちらに投稿してますのでヨロシク♪

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このページは、かえるが2008年11月24日 21:02に書いたブログ記事です。

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